かけうどんのカロリー・糖質を徹底解説！主食類では意外と高カロリー・高糖質！

出し汁をかけたうどんである「かけうどん」は、低価格で販売されているので日々の昼食代を安く抑える味方になってくれます。かけうどんは出し汁とうどんで構成されているシンプルな料理ですが、カロリー・糖質がどれくらい含まれているのかご存知でしょうか？低価格だからと日々の昼食をかけうどんにしていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。今回は、かけうどんのカロリー・糖質を見ていきたいと思います。有名うどん店のカロリー・糖質もご紹介しますので、是非最後まで読んでみてください！

かけうどんのカロリー・糖質

出典：文部科学省＜日本食品標準成分表＞2015年版（七訂）

このかけうどんには、うどん230gとめんつゆ170g、ねぎ5gが使用されていることを仮定しています。カロリー・糖質を見てみると、高カロリー・高糖質であることが分かります。特に、糖質は非常に高いですね。うどんの主原料は小麦粉なので、糖質が高くなってしまっています。かけうどんだけのカロリーだとカロリー・糖質の量がどれくらいなのかイメージしにくいので、他の主食と比較してみましょう！

かけうどんと主食類のカロリー・糖質比較

出典元：写真AC

出典：文部科学省＜日本食品標準成分表＞2015年版（七訂）

かけそばや醤油ラーメン、ご飯などの主食類と、かけうどんのカロリー・糖質を比較してみましょう。このように見てみると、麺類では最も低カロリー・低糖質であることが分かります。ダイエット中に麺類が食べたくなったら、かけうどんを食べることでカロリー・糖質を抑えることが可能です。

ご飯や食パンも含めると、これらのほうがカロリー・糖質ともに下回っていますね。ご飯や食パンは糖質が高いイメージが強いですが、意外にもかけうどんの方がカロリー・糖質が高いのです。特に食パンであれば、6枚切り食パン2枚分がかけうどん1人前ということになります。食パン1枚だけで我慢すれば、大幅にカロリー・糖質をカットできます。このような主食類のカロリー・糖質の関係性を知っていれば、食べたいものに合わせて量を調整できます。是非、覚えてくださいね！

主食類各種には、以下の材料が使用されていると仮定しています。

• かけそば：そば260g、ねぎ5g、めんつゆ170g
• 醤油ラーメン：中華麺230g、焼き豚14g、メンマ10g、ねぎ10g、海苔1g、醤油36g、中華だし450g、風味調味料0.5g、ラード6g

【お店別】かけうどんのカロリー・糖質比較

外出中にかけうどんを食べたくなった場合でも、うどんを取り扱っているお店が多いため、どこにいても食べられますよね。皆さんはお気に入りのうどん店はありますか？うどんを取り扱っているお店は多くありますが、今回は有名うどんチェーン店3社のかけうどんを見ていきたいと思います。

【丸亀製麺】かけうどん

出典元：丸亀製麺

出典：丸亀製麺

まずは、知らない人はいないと言っても過言ではないくらい有名な「丸亀製麺」です！1号店が開店したのは2000年で、現在では1,000店舗以上を展開しています。丸亀製麺で取り扱っているうどんは毎日店舗ごとに仕込んでおり、”打ち立て・生”にこだわっています。そのため、コシがあり、ツルッとした新鮮なうどんをいつでも楽しむことができます。かけうどんなどのシンプルなうどんほど、うどん本来の味や食感を味わうので丸亀製麺のこだわりを感じることができるでしょう。

丸亀製麺のかけうどんには並・大・得の3種類のサイズがあり、並が1玉、大が1.5玉、得が2玉のうどんが使用されています。つまり、それと比例して栄養成分も増えていくことになるのです。女性であれば並でちょうど良いボリュームになりますが、男性は大や得を注文する方が多いと思います。うどんが増える毎にカロリー・炭水化物量も増えるので、男性は要注意です。得ではカロリーは586kcal、糖質はなんと122.3gと高カロリー・高糖質になっています。ダイエット中の方はできるだけ、並で抑えるようにしたほうがいいでしょう。

【はなまるうどん】かけ

出典元：はなまるうどん

出典：はなまるうどん

続いては、はなまるうどんです。はなまるうどんは、丸亀製麺とほぼ同時期の2001年に1号店を開店し、全国に450店舗以上を展開しています。うどんに使用する小麦粉は、うどん用小麦の生産に最適な気候のオーストラリアで作られた小麦粉が使用されています。さらに、小麦の約60%にしか含まれない「一等粉」という希少な小麦粉を使用しているのです。また、自社工場で生産されたうどんは冷凍や乾燥をせずに、生麺のまま店舗に配送されています。これも美味しさへのこだわりです。

はなまるうどんのかけうどんは小・中・大の3種類のサイズがあり、小が1玉、中が2玉、大が3玉のうどんが使用されています。丸亀製麺が0.5玉ずつ増えていくことに対し、はなまるうどんは1玉ずつ増えていることが分かります。サイズが3種類あることは同じですが中・大に関しては、はなまるうどんの方が多くなっているのです。そのため、はなまるうどんは中の段階でカロリーは500kcal超え、糖質は100g超えとなっているので注意が必要になります。

【なか卯】はいからうどん

出典元：なか卯

出典：なか卯

最後に、なか卯です。なか卯はうどんだけでなく、丼物やそばも販売しているのが特徴ですよね。なか卯のうどんは「京風」なので、舌触りはもちもち、歯応えはしこしこ、喉越しはツルッとしています。また、出汁が薄い色をしているのも特徴です。色は薄いですが、旨味はしっかりありますよ。

なか卯には「かけうどん」というメニューがなかったので、かけうどんに近い「はいからうどん」のカロリー・糖質を見ていきます。はいからうどんは小・並の2種類のサイズがありますが、どれくらいの量なのかという情報がありませんでした。栄養成分から考えると、小が100g強、並が250g弱と言ったところでしょうか。小は量が結構少ないので、女性でも満腹にならない方がいらっしゃる可能性があります。しかし、カロリー・糖質を抑えながらうどんを食べられるので、ダイエット中には嬉しいですね！

はいからうどんには揚げ玉が乗っているので、その分脂質・カロリーが上乗せされています。気になる方は注文時に伝えることで、素うどんにすることもできますよ。

ダイエット中にかけうどんを食べる時のコツ

出典元：写真AC

かけうどんは高カロリー・高糖質ですが、ダイエット中にどうしても食べたくなってしまう時もあると思います。我慢することも大切ですが、我慢ばかりするとストレスが溜まってしまうので、たまには我慢せずに食べたいものを食べちゃいましょう！ストレスを溜めないためにも、ご褒美DAYを作るのも大切ですよ♪

ダイエット中にかけうどんを食べる時に、カロリー・糖質を少しでも下げるコツをご紹介します！

かけうどんを食べるコツ1：汁を全て飲まない

出典元：写真AC

うどん汁は、出汁と調味料から出来ています。色が薄く、味も濃いわけではないので、全て飲み干したくなってしまいますよね。しかし、そこはグッと我慢して、汁は残すようにしましょう。汁は300mlで15kcal程度なのでカロリー自体は低いですが、汁を飲まないことで、それだけカロリー・糖質をカットすることが可能です。

また、カロリー・糖質とは別に、うどん汁には塩分が5〜6g程度含まれています。1日の塩分摂取目安量が健康な方で10g、高血圧の方で6gとされているので、塩分の過剰摂取にならないためにもうどん汁は飲み干さない方にすることをおすすめします。

かけうどんを食べるコツ2：揚げ玉をいれない

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出典：文部科学省＜日本食品標準成分表＞2015年版（七訂）

丸亀製麺やはなまるうどんでは、トッピングとして揚げ玉が自由に載せられるようになっていますよね。無料なのでついつい多く入れてしまいがちいですが、揚げ玉は「天ぷらの衣」のかけらです。つまり、揚げ油を吸収している塊なので、トッピングすることで脂質・カロリーがどんどん上乗せされてしまいます。揚げ玉大さじ1杯で26kcal、糖質は1.3gと、少量でカロリー・糖質がしっかり含まれています。ダイエット中の揚げ玉トッピングは厳禁ですね！

揚げ玉には小麦粉1.7g、サラダ油2g、卵1.3gが使用されていると仮定しています。

かけうどんのカロリー・糖質まとめ

出典元：写真AC

かけうどんのカロリー・糖質について、ご紹介しました。

かけうどんはさっぱりとした味わいなので、カロリー・糖質共に低いイメージを持っている方が多いと思います。しかし、うどんの原料が小麦粉であることを忘れてはいけません！主食類のカロリー・糖質を比較して分かりましたが、ご飯やパンと比較すると高カロリー・高糖質なのです。このポイントは、ダイエット中に覚えておいて損はないですね。

丸亀製麺やはなまるうどん、なか卯のかけうどんは、量の違いが明確に分かりました。かけうどん自体のカロリー・糖質には差がありませんが、量によって摂取カロリー・糖質は変わります。ダイエット中に外でうどんを食べる場合は、量が少なめのなか卯を選ぶとカロリー・糖質が抑えられますよ！