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カシューナッツのカロリーはどのくらい?栄養と効能についても解説

カシューナッツのカロリーはどのくらい?栄養と効能についても解説

身体に良いといわれるナッツ。なかでもカシューナッツは柔らかくて甘みもあり、食べやすいのではないでしょうか。

「カシューナッツを健康のために食べたいけど、どのくらいの量ならいいの?」
「カシューナッツって、どのくらいカロリーがあるの?」

などの悩みを本記事が解決します。カシューナッツの栄養と効能についても解説していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

カシューナッツのカロリー

カロリータンパク質脂質炭水化物糖質
カシューナッツ 100g
576 kcal19.8 g47.6 g26.7 g20.0 g
カシューナッツ 1粒(約2g)
12 kcal0.4 g0.9 g0.5 g0.4 g
摂取基準 (上段男性、下段女性)
2650 kcal
2000 kcal
60.0 g
50.0 g
73.6 g
54.8 g
364.0 g
271.0 g
344 g
253 g

※1

カシューナッツは1粒で12Kcalです。脂質が5割ほどを占めているのが特徴で、タンパク質や糖質も含んでいます。

軽い食感のカシューナッツは、ついついつまむ数が増えてしまいますね。しかし、簡単にカロリーオーバーになってしまいますので、食べる量には注意が必要です。

カシューナッツは他のナッツよりも低カロリー?

カロリータンパク質脂質糖質
カシューナッツ 
576 kcal19.8 g47.6 g20 g
くるみ 
674 kcal14.6 g68.8 g4.2 g
アーモンド 
606 kcal19.2 g53.6 g10.4 g
マカダミアナッツ 
720 kcal8.3 g76.7 g6 g
ピスタチオ 
615 kcal17.4 g56.1 g11.7 g

※1※すべて100g当たり

カシューナッツはナッツ類の中では低カロリーです。糖質は他のナッツよりも高いのですが、脂質が少な目であることが分かります。

ナッツ類はカロリーが高いけれど、含まれる栄養素が健康面で注目されています。くるみの栄養アーモンドの栄養についても確認してみてくださいね。

カシューナッツの4つの栄養

脂質が多いカシューナッツですが、食べることで得られる栄養が豊富。

  • オレイン酸
  • ミネラル
  • ビタミンB群
  • 食物繊維

以上4つについて、くわしく解説していきます。

1.オレイン酸

カシューナッツに多いオレイン酸は、LDLコレステロールを減らす作用があります。血中のLDLコレステロールを減らせると、HDLコレステロールが増えるため、コレステロールの代謝がスムーズに。

また、腸を刺激するので、便秘の改善にも役立つことが分かっています。オレイン酸はカシューナッツのほか、オリーブオイルなどの植物油に含まれていますよ。

2.ミネラル

リン
  • 細胞膜の成分
  • エネルギー産生
  • 骨や歯を構成
  • 血液中の酸素の運搬
マグネシウム
  • 筋肉の収縮に関与
  • 神経をサポート
  • エネルギー産生
カリウム
  • 体内の水分量を調節
  • 神経や心臓の機能調節
亜鉛
  • タンパク質の合成
  • 生殖機能の維持

カシューナッツにはミネラルがたくさん入っています。骨や筋肉、心臓をサポートしたりエネルギーを生み出したりと、生きるために欠かせない栄養素です。

3.ビタミンB群

  • ビタミンB1
  • ビオチン

などがあり、糖質の代謝のサポートや皮膚・髪の毛の保護といった働きをもっています。不足すると疲れがたまりやすくなる、皮膚炎になることがありますので、しっかりと補いましょう。

4.食物繊維

カシューナッツには、10粒当たり1.0gの食物繊維が含まれます。そのほとんどが不溶性食物繊維なので、

  • 食前に食べて食べ過ぎを防ぐ
  • 血糖値を緩やかに上げる
  • 腸の活動を刺激し便秘を改善

などの効果が期待されます。

カシューナッツは1日10~20粒を目安に食べよう

身体に必要な栄養を豊富に含んでいるカシューナッツ。しかし、脂質はカロリー過多になりやすく、大量に食べるのはおすすめできません。

厚生労働省では「1日に間食として摂るエネルギーは200Kcalにしましょう」としています。カシューナッツであれば、だいたい16粒ほどですね。

その日の食事内容によっても変動しますので、カシューナッツは1日10~20粒を目安に食べるといいでしょう。

カシューナッツのカロリーのまとめ

カシューナッツはナッツ類のなかでは低カロリーであることが分かりましたね。ビタミンやミネラル、オレイン酸など健康面に良い影響を与える栄養もたっぷりあります。しかし、脂質やカロリーが高いので、食べ過ぎには気をつけてくださいね。

参考資料

※1:文部科学省「エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)」

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