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【中年太り解消】緑茶コーヒーダイエットのやり方と効果を紹介

【中年太り解消】緑茶コーヒーダイエットのやり方と効果を紹介

20代の頃と同じ生活をしているのに、30代・40代になって体型が崩れてきた…。
これはヤバイと思いつつ、痩せるために生活を変えるのってすごく大変。なかなか腰を上げられないですよね。

「誰でもできる減量方法があればいいのに」と思っていたところ、工藤孝文先生の「緑茶コーヒーダイエット」を発見。
実際に緑茶コーヒーダイエットをやってみた結果、週間でウエスト周りが3㎝減りました

基本的にダイエットは「食事改善と運動療法」で取り組むべきです。しかしダイエットのスタートアップとして緑茶コーヒーダイエットに取り組めば、モチベーションが維持しやすくなります!

この記事では、緑茶コーヒーダイエットのやり方や効果、おすすめの飲み方について、くわしく解説します。

緑茶コーヒーダイエットとは?効果も解説

緑茶コーヒーダイエットとは、緑茶とコーヒーを混ぜてつくるドリンクを食前の飲むだけのダイエット法です。減量外来ドクターの工藤孝文さんが考案し、自身も10ヶ月でマイナス25kgのダイエットに成功されたとのこと。

テレビ番組のヒルナンデスでも取り上げられ、緑茶コーヒーダイエットを実践したお笑い芸人の本田あやのさんは、3週間でマイナス2kgという結果でした。

特定の飲み物だけで一ヶ月せずに2kgも体重が減ったら、ちょっと気分が上がりますね!

「本当に誰でも減るの?」「テレビだし、実は運動もしてたんじゃないの」と気になる方もいるでしょう。工藤先生の著書には、たくさんの成功例が載っていましたよ。

おいしく飲んでみるみるやせる 緑茶コーヒーダイエット 元デブ医者が教える

本記事で紹介している緑茶コーヒーダイエットを考案した工藤先生の著書です

食前の緑茶コーヒーで一ヶ月マイナス6キロ?!

工藤孝文先生の著書「緑茶コーヒーダイエット」によると、工藤内科に通院している患者さん100人も、一ヶ月で平均マイナス6.2kgに成功しているそう。写真を見ると高度肥満の方がメインのようですが、BMI25前後の軽度肥満の方も減量に成功されていました。

もともとの体型に関係なく、体脂肪を減らす効果があるようです。

緑茶やコーヒーで体脂肪が減り、痩せていくのは何故なのでしょうか?

緑茶とコーヒー、それぞれの成分が痩せをサポート

緑茶とコーヒーは、それぞれに減量をサポートする成分が含まれています。

  • 【緑茶・コーヒー】カフェイン:脂肪燃焼を促す
  • 【緑茶】カテキン:血糖値、血中脂質の上昇を緩やかにする
  • 【コーヒー】クロロゲン酸:脂肪の代謝を促す

その効果は多くの研究で明らかにされており、特に緑茶のカテキンは体脂肪対策の成分として、特定保健機能食品にも活用されています。

カフェインやクロロゲン酸にも脂肪の代謝を促す作用が認められています。ただカフェインについては注意が必要です。摂り過ぎると体に悪影響をおよぼし、不眠や高血圧などを引き起こす可能性があります(※)。

※参考:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

混ぜて飲むのはより効果的に減量できるから

それぞれに減量をサポートできるのなら、どちらか一方でも良いのでは?と思いますよね。工藤先生によれば、緑茶とコーヒーを一緒に飲んだ方が、両者のメリット・デメリットが調和し、より減量に効果的になるんだとか。

また緑茶を入れることで苦みがマイルドになるので、少し飲みやすくなるそう。ブラックコーヒーが苦手な方でも続けやすくなるでしょう。

緑茶コーヒーの作り方

緑茶コーヒーの作り方を紹介します。

まず材料です。

  • 緑茶100~150ml
  • ブラックコーヒー100~150ml

※緑茶とブラックコーヒーは同量を用意してください。

つづいて作り方。

緑茶とブラックコーヒーを混ぜるだけ、です!
緑茶やブラックコーヒーは、好きなものを用意すればOK。市販品のペットボトルでも自分で淹れても大丈夫なので、せっかくなら「美味しい」と思えるものを使いましょう。

ファイン カテキン 緑茶コーヒー ダイエット 工藤孝文先生監修 クロロゲン酸 カフェイン 国内生産 30包入 ×2個

正しいやり方でやりたい、手間なくやりたいという方には、工藤先生監修のこちらの商品をおすすめします

緑茶コーヒーダイエットのやり方

緑茶コーヒーダイエットのやり方は、次の通りです。

  • コップ一杯の緑茶コーヒーを毎食の食前に飲む
  • 空腹感を紛らわしたいときに飲む
  • 毎朝、起床後に体重を計測する

です。具体的には、食事の15分前とのこと。
効果があらわれる期間ですが、「最低でも一週間は続けてみましょう。」と工藤先生。

体はすぐには変われないので、一ヶ月スパンで変化を楽しむことをおすすめします。

無性にお腹が空いて暴食しそうなときに飲むのもおすすめ。
とくにホットの状態で飲むと体の中からポカポカし、体温が上がるので基礎代謝アップも狙えます。

食事だけでなく間食の際のお供にもピッタリですね。
ただ大量に飲めば効果が上がるわけでもないので、飲み過ぎには気をつけましょう。

【体験談】緑茶コーヒーダイエットのリアルな効果【1週間】

今回の記事を書くにあたり、リアルな体験談を届けるため、実際に本を購入して実践してみました!

緑茶コーヒーダイエット:初日

さっそく朝ご飯の前に緑茶コーヒーを一杯飲みました。まぁまぁ苦いです、カフェインとカテキンで独特な苦み。苦手な人は厳しいかもしれません…。

300ml飲んだので、結構満腹。ご飯と味噌汁、納豆1、目玉焼きを食べてご馳走様!いつもお代わりをしようか迷いますが、迷うことなく箸をおけました。

昼ご飯の前はタイミングが合わず飲み忘れ、夜ご飯の前にも300ml飲みました。子どもの食べ残しをついつい食べがちなのですが、今日はお腹いっぱいで食べられず。

緑茶コーヒーを食前に飲むと、満腹感を抱きやすいのは本当のようです。

緑茶コーヒーダイエット:2~5日

同様に毎食の食事前に緑茶コーヒーを飲みました。たまに飲み忘れましたが、初日の昼ご飯とあわせても3回ほど忘れたくらいなので、許容範囲でしょうか…。

朝起きた時に感じる浮腫んだ感じがなくなったのは、嬉しい変化です。だいたい4日目くらいから、朝の体が軽くなったと記憶しています。

体重・体脂肪ともに毎日増えたり減ったりしていますが、4日を過ぎた頃からウエスト周りが減ってきました!きつかったデニムが普通に履けるようになってきて、テンション上がり気味に。

緑茶コーヒーダイエット:6日

6日も3回、食前に緑茶コーヒーを200mlずつ飲みました。相変わらず苦いですが、全然我慢できます。(当方ブラックコーヒーも苦しみながら飲むタイプです)

6日目の朝の体重は、マイナス1kgでした!誤差の範囲ですが、体感は6日前より軽くなった感じがします。この頃から少しずつデメリットを感じるようになり、朝と昼は食前に飲むのをやめ、間食の時間と夕食前に飲むスタイルへ変えました。

私が感じたデメリットについては、後ほど紹介します。

緑茶コーヒーダイエット:最終日

最終日の朝は、初日からマイナス1.2kgでした!何もしなかったら全く減っていなかったはずなので、大満足です。

ウエストは一週間でマイナス2.8㎝という結果に。体重が減ったことに気分が良くなって筋トレも始めたので、その効果もあるかもしれません。

緑茶コーヒーダイエット:一週間のまとめ

結論、緑茶コーヒーダイエットは痩せます。毎回ドリップしたり淹れなおしたりするのが手間に感じましたが、ペットボトルのものを使えば解決できそうです。

また個人の感想ですが、普通に苦いので、緑茶で苦手に思う人はプーアール茶やコーン茶に置き換えるのもOKだそうです。

緑茶コーヒーダイエットは減量に効果があると分かりましたが、実際にやったり詳しく調べたりすることで、デメリットも浮上。次でくわしく解説します。

緑茶コーヒーダイエットをやってみて感じたデメリットと改善点

今回、実際にやってみて少しだけ気になるデメリットが浮上しました。その内容と改善する方法を紹介します。

  1. 飲み過ぎると心拍数が上昇がする
  2. 寝る前に飲むとなかなか眠れない
  3. ミネラルの吸収が邪魔されるかも

緑茶コーヒーダイエットで痩せたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.飲み過ぎると心拍数が上昇する

緑茶コーヒーを飲むと、眠気もスッキリする感じがしたのでたくさん飲んでしまった日がありました。だいたい1Lほど飲んだと思います。このとき分かりやすく心拍数が上昇し、バクバクと不快に感じるレベルまでになりました。

眠気覚ましやエナジードリンクを飲んで数時間した時にあらわれる異様なバクバクと同じです。カフェインの作用でしょうか。

工藤先生も著書内で述べていますが、飲み過ぎは避けるが吉。適量にしておかないと、体質によってはしんどくなるかもしれません。

2.寝る前に飲むとなかなか眠れない

寝る時間に近い時間では、緑茶コーヒーは飲まないことをおすすめします。仕事をするのにシャキッとしたくて寝る1時間前に飲んだ際、なかなか眠れなくなりました。カフェインは神経を興奮させる作用があるため、その影響かもしれません。

そもそも眠る時間より3~4時間前に食事を終えていた方が体脂肪は増えにくいです。緑茶コーヒーのデメリットを生じさせないためにも、夕食はなるべき早く終えましょう。

3.鉄の吸収が邪魔されるかも

鉄の吸収が邪魔されやすいこともデメリットのひとつです。コーヒーに含まれるタンニンが鉄と結びつくことで、腸内での吸収を阻害します。もともと、自分自身が鉄欠乏性の貧血気味なこともあり、ちょっと不安になったので食前に緑茶コーヒーを飲むのは夜だけにしました。

かつ夜は鉄分をしっかりと摂れるメニューを意識。赤身肉やレバー、鉄の吸収を促すビタミンCもしっかりと摂るように工夫しています。

間食を我慢したいときや運動の1時間前に飲むなど、タイミングを食事から離して飲むのもおすすめです。

緑茶コーヒーダイエットの口コミをチェック

緑茶コーヒーダイエットを試した人たちの口コミもチェックしてみましょう!

緑茶コーヒーダイエットを生活に取り入れていた結果、去年よりも腹囲が減っていたとのこと。具体的な数値は分かりませんが、腹囲が減ったということは体脂肪は確実に減っているので、うれしいことですよね。

こちらの方は一ヶ月でマイナス4.7kgの減量に成功された様子!5kg減れば周りからも気付かれ始める減量幅です。緑茶コーヒーダイエットをおすすめされているので、かなりの手ごたえを感じた証拠。試してみる価値はありそうです。

ただうまくいく方ばかりではありません…!「効果ないけど・・・」といういマイナスな声もありました。

緑茶コーヒーダイエットが上手くいかない…対策3選

緑茶コーヒーダイエットをしてみたけど、思うような効果を感じられない…。そんな方もいるでしょう。

そこで管理栄養士の視点で「痩せない」を対策する3つの方法を紹介します。

  1. 糖質や脂質が多くないか見直す
  2. 運動を習慣化してみる
  3. 体を温め、よく眠る

王道すぎて「なんだ…結局面倒な方法じゃないか」と思うかもしれませんが、結局体脂肪を減らす一番の方法は、太った原因を改善することです。一度目を通してみてください!

1.脂質とたんぱく質の摂取量を見直す

食事の内容を見直すとき、カロリーだけではなく、脂質とたんぱく質のバランスをチェックします。いくらカロリーを減らしても、脂質が過剰でたんぱく質が不足していれば、体脂肪は減らしにくいからです。

現代人はとくに脂質の摂取量が多く、たんぱく質が少ないことが分かっています(※)。脂質はたんぱく質や糖質よりも1gあたりのカロリー量が2倍と多いので、摂り過ぎが原因で太っている方は多くいらっしゃいます。

例えば毎日のように揚げ物・炒め物の料理を食べる週に3回以上洋菓子や脂身の多い肉を食べる方は見直す価値アリです。油物料理がない日もつくること、たんぱく質は低脂質な赤身肉や良質な脂質の魚でとるようにします。

緑茶コーヒーだけに頼り切らず、食事内容も少し見直し、効果をサポートしてあげましょう。

2.運動を習慣化してみる

運動で消費カロリーを増やし、筋肉量を増やして基礎代謝アップを狙いましょう。緑茶コーヒーには運動による脂肪燃焼を促進する効果もあり、相性は◎。

また適度な運動は、ストレスの軽減や睡眠の改善にも効果的です。ストレスや不眠は、ダイエットを妨げます。週に2回くらいのウォーキングや筋トレでいいので、無理のない範囲で運動を取り入れてみてください。

継続できる運動量にすることが痩せるコツです。

3.体を温め、よく眠る

体温をできるだけ高く維持し、基礎代謝を上げましょう。基礎代謝が上がれば消費エネルギー量が増え、ダイエットをサポートできます。また夜間きちんと睡眠をとることで脂肪の燃焼が促されます。夜に分泌される成長ホルモンによる効果です。

体温を上げるには、内臓から温めると効果を感じやすくなります。緑茶コーヒーをホットで飲む食事は温かい物を食べるなどを意識してみましょう。足首や腰回りを靴下や腹巻で温めるのもおすすめです。

体温が上がればスッと入眠できるようにもなります。体を温め、夜にしっかり眠れるようにしてみてください。

緑茶コーヒーダイエットのまとめ

緑茶コーヒーダイエットは、食事を食べる15分前に緑茶コーヒーをコップ一杯を目安に飲むだけのダイエット法です。市販のペットボトルや好きな緑茶・コーヒーでかまいませんが、飲む際は体温程度に温めたホットがおすすめ

効果があらわれる期間は個人差がありますが、最低でも一週間は様子をみましょう。体はすぐには変わりませんし、体脂肪を1kg減らすには7200kcalという多大なエネルギーが必要になります。

いつになっても効果があらわれないのであれば、食事や運動を少しだけ見直してみてください。少し頑張るだけでも、太った生活を改善できれば、必ず体を変えることができます。

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