チーズは脂質が多く、高カロリーなイメージがありますよね。
「ダイエット中は食べない方がいいかな?」
「低カロリーなチーズはないのかな?」
と気になっているのであれば、モッツアレラチーズがおすすめ!
モッツァレラチーズは低カロリー・低脂質でミネラルをたっぷりと摂れる食材です。本記事ではモッツァレラチーズのカロリーなどを紹介し、ダイエット中の食べ方についても解説します。
チーズが好きな方は必見ですよ!
モッツァレラチーズのカロリー
カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 糖質 |
---|---|---|---|---|
モッツァレラチーズ | ||||
276 kcal | 18.4 g | 19.9 g | 4.2 g | 4.2 g |
摂取基準 (上段男性、下段女性) | ||||
2650 kcal 2000 kcal | 60.0 g 50.0 g | 73.6 g 54.8 g | 364.0 g 271.0 g | 344 g 253 g |
※1
モッツァレラチーズは100g当たり276Kcalです。チーズの原料である牛乳100gは67Kcalなので、比較すると高カロリーですね。
糖質はほとんどなく、脂質とタンパク質を多く含んでいます。そのため、糖質を制限したいときにも活用できる食材です。
モッツァレラチーズはチーズの中では低カロリー
チーズはさまざまな種類が存在します。どれも脂質が多くカロリーも高いですが、比較するとモッツァレラチーズがもっともヘルシーです。
カロリー(Kcal) | タンパク質(g) | 脂質(g) | |
モッツァレラチーズ | 276 | 18.4 | 19.9 |
ピザ用チーズ | 423 | 25.7 | 33.8 |
カマンベールチーズ | 310 | 19.1 | 24.7 |
パルメザンチーズ | 475 | 44.0 | 30.8 |
※1 ※すべて100g当たり
モッツァレラチーズは脂質の量が他よりも少ないので、低カロリー。その分味は淡白になりますが、少しでも脂質をカットしたい方にはおすすめのチーズです。
モッツァレラチーズの3つ栄養と効能
モッツァレラチーズには、牛乳の栄養が凝縮しています。
- カルシウム
- 亜鉛
- ビタミンA
の3つの栄養と効能について、詳しく解説しますね。
カルシウム
カルシウムは、
- 骨や歯をつくる
- 筋肉の収縮に関与
- 神経の興奮を抑える
などの働きがあります。モッツァレラチーズなどの乳製品は、効率良くカルシウムを摂ることができる食品です。
亜鉛
亜鉛は、
- タンパク質をつくる
- DNAの合成に関与
- 味覚の機能維持
などに欠かせないミネラルです。筋肉を増強したい・妊娠を希望しているときなど、積極的に摂るといいでしょう。
ビタミンA
ビタミンAの働きとして、
- 視神経の働きをサポート
- 皮膚や粘膜の保護
- 免疫力の向上
があります。ビタミンAは油に溶ける性質があり脂質との相性が良いので、モッツアレラチーズを食べると効率よく吸収できます。
モッツァレラチーズを食べ過ぎたときのリスクは?
モッツァレラチーズにはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、食べ過ぎには注意してください。
食べ過ぎたときに起こるリスクとして、
- LDLコレステロールの上昇
- 中性脂肪の上昇
などが考えられます。モッツァレラチーズは動物性脂質が主となるため、飽和脂肪酸が多いです。
飽和脂肪酸を食べ過ぎると、血中の脂質である中性脂肪やコレステロールが増えやすくなります。血中脂質の高値が継続すると動脈硬化になる可能性が上がるので、適量を食べるようにしましょう。
モッツァレラチーズを食べるときに注意したいこと
モッツァレラチーズを食べるときは、食べ合わせに注意するといいでしょう。例えば、
- 脂質やカロリーが少ない食材
- ビタミンB2が多い豆類や卵
- 食物繊維の多い野菜
などとの食べ合わせがおすすめです。きのこや海藻、ブロッコリーやほうれん草、納豆や大豆の水煮などがありますよ。
モッツァレラチーズはダイエット中もOK
モッツァレラチーズを含むチーズ類は糖質が少ないため、糖質制限中も活用できます。チーズのなかでも低カロリー・低脂質なモッツァレラであれば、ダイエットでカロリーを控えたいときにも食べやすいですね。
また、モッツァレラチーズはチーズの中で塩分も低くなります。
- モッツァレラチーズ・・・0.2g
- ピザ用チーズ・・・2.0g
- カマンベールチーズ・・・2.0g
- パルメザンチーズ・・・3.8g
※すべて100g当たり
糖質が少ないからとチーズをたくさん食べると、塩分の摂り過ぎになってしまいます。しかし、塩分が少ないモッツァレラチーズであれば心配も少ないですね。
ただ先ほどお伝えした通り、モッツァレラチーズは飽和脂肪酸が多いです。食べ過ぎには注意しましょう。
モッツァレラチーズを使ったダイエット中におすすめのレシピ
最後に、モッツァレラチーズを使ったダイエット向きのレシピを紹介します。モッツァレラチーズの飽和脂肪酸を摂りすぎないような食材の組み合わせを意識しているので、参考にしてください。
ブロッコリーの焼きカプレーゼ
出典:Kraft
・369Kcal
一食でタンパク質を18.9gも摂れるうえ低糖質なレシピです。モッツアレラチーズの旨味で調味料がなくても大満足の一品。苦手でなければ、パプリカを一緒に焼くのもおすすめ。彩りだけでなく、ビタミンも補給できますよ。
かつおとモッツァレラのガーリック醤油サラダ
出典:Nadia
・197Kcal
タンパク質は約15.0gを含み、ミネラルとビタミンが豊富なサラダです。かつおの多価不飽和脂肪酸やオリーブオイルの一価不飽和脂肪酸が摂れるので、血中脂質のコントロールにも効果が期待されます。
モッツァレラチーズのカロリーのまとめ
モッツァレラチーズは、チーズの中では脂質が少なく低カロリーです。しかし、動物性の脂質を多く含んでいることには変わりありませんので、食べ過ぎないように注意しましょうね。脂質が多い食材を食べるときは、糖質や脂質が少ない食材との組み合わせがベター。上手に食べ合わせることができれば、ダイエット中もいろいろな食品を食べられますよ。
参考資料