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ホットドッグのカロリー・糖質を徹底解説!お店別のホットドッグは何カロリー?

ホットドッグのカロリー・糖質を徹底解説!お店別のホットドッグは何カロリー?

パンの間にソーセージ、そしてケチャップとマスタードがかかっている「ホットドッグ」は、アメリカのソウルフードです。日本でもパン屋やカフェ、コンビニなどで販売されており、手軽に食べることができます。ホットドッグにはケチャップやマスタードで味付けされたものの他に、チリコンカンがかかっているチリドッグや、ピクルスやトマトなどの野菜を一緒に挟んだシカゴドッグなども存在します。今回はホットドッグを中心に、これらのカロリー・糖質も見ていきたいと思います!

ホットドッグ各種のカロリー・糖質

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
ホットドッグ/1個(157g)41414.122.039.638.0
チリドッグ/1個(147.7g)31511.015.033.929.4
シカゴドッグ/1個(152g)2818.813.032.731.0
成人男性摂取基準/日26506073.6364344
成人女性摂取基準/日20005054.8271253

出典:文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)

ホットドッグとチリドッグ、シカゴドッグのカロリー・糖質を記載しました。各種の材料は以下の通りです。

それぞれ比較してみると、野菜類も一緒に挟んでいるシカゴドッグが最も低カロリーで、チリドッグが最も低糖質ということが分かります。これらのカロリー・糖質を平均すると、カロリーは約300kcal、糖質は約33gです。この数値とホットドッグ以外の食品を比較すると、高カロリー・糖質であることが分かります。

各種ホットドッグのカロリー・糖質の差は、何が影響して生まれているのでしょうか?パンとソーセージは共通なので、それ以外のトッピングが影響していることになります。ホットドッグにはケチャップとマスタード、チリドッグにはチリコンカン、シカゴドッグにはマスタードと野菜類をトッピングしているため、これらのカロリー・糖質を見てみれば何か分かりそうですね。

ホットドッグのトッピングのカロリー・糖質一覧

出典元:写真AC

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
コッペパン/1個(50g)1334.31.924.623.6
フランクフルト/1本(60g)1797.614.83.73.7
ケチャップ/10g120.20.02.72.6
粒入りマスタード/10g230.81.61.31.3
チリコンカン/40g432.41.74.33.0
スイートピクルス/20g130.10.03.73.3
トマト/20g40.10.00.90.7
玉ねぎ/10g40.10.00.90.7

出典:文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)

ホットドッグ各種に使用されているトッピングのカロリー・糖質を一覧にしました。小麦粉が主原料のコッペパンが糖質の大半を占めていることや、フランクフルトの脂質・カロリーの高さが分かります。また、トッピング類を見てみると、ケチャップやスイートピクルスなどの糖質の高さが気になりますね。チリコンカンはインゲン豆15g、牛ひき肉15g、玉ねぎ8g、オリーブオイル1.8g、塩0.3g、こしょう0.1g、コンソメ0.3g、水34.5g、ホールトマト30g、チリパウダー0.6g、にんにく0.6gを使用して作っていると仮定しています。

ホットドッグやチリドッグ、シカゴドッグなどを比較すると、一番シンプルなホットドッグが低カロリー・低糖質のように思えますが、実はケチャップや粒入りマスタードなどはカロリー・糖質が高めです。そのため、これらのなかではホットドッグが最も高カロリー・高糖質になっています。調味料のカロリー・糖質の高さには要注意ですね!

【お店別】ホットドッグのカロリー・糖質比較

ホットドッグはファストフード店やカフェ、コンビニなどで手軽に購入することができます。お店によってトッピングが変わってくるため、それに応じてカロリー・糖質も変わります。手軽に購入できるからこそ、どのお店のホットドッグが低カロリー・低糖質なのか把握しておきたいです。それぞれの特徴やカロリー・糖質を見てきましょう!

【モスバーガー】ホットドッグ

出典元:モスバーガー

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
ホットドッグ/1個(126g)35511.523.424.723.4

出典:モスバーガーホームページ

モスバーガーのホットドッグは、ケチャップとマスタード、玉ねぎがトッピングされています。玉ねぎが入っているため、脂質の多いホットドッグでもさっぱりと食べることができ、食感も楽しめます。

しかし、この玉ねぎは野菜のなかでは高糖質なので、ホットドッグの糖質量に若干影響しています。野菜だからヘルシーだと思って食べてしまうと、思わぬところで糖質を摂取してしまうので注意しましょう!

【ミスタードーナツ】あつあつジューシードッグ/とろとろチーズドッグ

出典元:ミスタードーナツ

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
あつあつジューシードッグ/1個3429.924.021.4
とろとろチーズドッグ/1個36811.626.121.4

出典:ミスタードーナツホームページ

ミスタードーナツではあつあつジューシードッグと、とろとろチーズドッグの2種類を販売しています。あつあつジューシードッグはシンプルにあらびきソーセージとケチャップ、粒入りマスタードのみなので、カロリー・糖質は平均的な値になっていますね。

とろとろチーズドッグは、ケチャップや粒入りマスタードがない代わりに、チーズがトッピングされています。そのため、一般的なホットドッグよりは高カロリー・高糖質になっているのです。しかし、チーズは糖質が低いので、糖質制限中の方はあつあつジューシードッグよりも、とろとろチーズドッグにしたほうがいいでしょう。

【ドトールコーヒー】ジャーマンドッグ/レタスドッグ

出典元:ドトールコーヒー

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
ジャーマンドック/1個30910.916.628.9
レタスドック/1個33811.119.430.0

出典:ドトールコーヒーホームページ

ドトールコーヒーでは、220円程度でホットドッグが食べられます。ジャーマンドックとレタスドッグの2種類を販売しています。ジャーマンドックはソーセージとマスタードだけしか使われていないので、ケチャップを使用しているホットドッグよりもカロリーが低くなっています。

注意したいのが「レタスドッグ」です。レタスドッグは、ジャーマンドッグにレタスを加えたような見た目なので、ヘルシーのように見えます。しかし、上記の表を見ると分かるように、ジャーマンドックよりもカロリー・炭水化物が多いのです。カロリーが高くなっているのは、レタスドッグに使用されているオリジナルソースが原因になっていると考えられます。マスタードと見た目が似ていますが、オリジナルソースなので注意しましょう。

【タリーズコーヒー】ボールパークドッグ各種

出典元:タリーズコーヒー

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
ボールパークドッグ オリジナル30710.513.536.0
ボールパークドッグ アボカド36811.419.138.9
ボールパークドッグ スパイシーケイジャン39514.119.840.0
ポールパークドッグ ジャーマンポテト34311.615.140.4

出典:タリーズコーヒーホームページ

タリーズコーヒーには、「ポールパークドッグ」という名前でホットドッグのシリーズが展開されています。最もシンプルなオリジナルは、ソーセージの上に細かく刻まれたピクルスとケチャップ、マスタードがトッピングされています。ピクルスの爽やかな美味しさがソーセージの脂質とよく合います。カロリー・糖質共に、ポールパークドッグシリーズのなかでは最も低いので、ダイエット中の方はオリジナルがおすすめです。

アボカドはペースト状のアボカドが溢れるくらい乗っています。ケチャップとマスタードも別でついてきますが、アボカドの美味しさを堪能したい方は、そのまま食べても美味しいでしょう。アボカドは野菜ですが、脂質が多い野菜なのでカロリーが気になるところです。

スパイシーケイジャンは、スパイスの効いたケイジャンとひき肉、玉ねぎなどのソースと、チーズソースがかかっています。辛さとチーズのバランスが絶妙な、旨辛ホットドッグです。チーズが乗っているため、脂質・カロリーが高くなっています。

ジャーマンポテトはじゃがいもと玉ねぎ、マスタード、黒胡椒がトッピングされています。ホットドッグはコッペパンだけでも糖質が高いですが、そこに高糖質食品のじゃがいも・玉ねぎを加えているので、糖質量が非常に多くなっています。糖質制限中の方は避けた方がいいでしょう。

【セブンイレブン】ホットドッグ

出典元:セブンイレブン

カロリー (kcal)タンパク質(g)脂質(g)炭水化物(g)糖質(g)
ホットドッグ/1個31510.619.923.3

出典:セブンイレブンホームページ

最後はセブンイレブンのホットドッグです。コンビニで手軽にホットドッグが購入できるのは嬉しいですよね。価格も138円(税込)なので、お財布にも優しいです。

セブンイレブンのホットドッグは、ソーセージとケチャップ、粒入りマスタードと非常にシンプルです。ケチャップと粒入りマスタードがたっぷりとかかっているのにも関わらず、カロリー・糖質が抑えられているのが印象的です。コンビニを頻繁に利用する方は多いと思うので、カロリー・糖質が抑えられているホットドッグが変えるのは嬉しいですよね。

糖質制限・ダイエット中にホットドッグを食べる時のコツ

お店別でホットドッグのカロリー・糖質をご紹介しましたが、ホットドッグは基本的に高カロリー・高糖質なのでダイエット中に進んで食べようとは思えないと思います。そんな時におすすめしたいのが、自分でホットドッグを作ることです!自分でホットドッグを作る場合は、糖質が高いパンや、脂質・カロリーが高いフランクフルトを他の食材で代用することができます。

ホットドッグを食べる時のコツ1:コッペパンをブランパンに変える

出典元:写真AC

ホットドッグにはコッペパンを使用していますが、コッペパンの糖質が高いため、ホットドッグの糖質が高くなってしまっています。このコッペパンを他の食品で代用することで、糖質カットすることができそうです。

パンは小麦粉が原料であることが一般的ですが、小麦の皮部分を粉末にした「ブラン」を使用しているパンもあります。ブランパンは糖質が少ない上に、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。コッペパンをブランパンに変えることで、カロリー・糖質を大幅にカットできますよ。

ホットドッグを食べる時のコツ2:フランクフルトを魚肉ソーセージに変える

出典元:写真AC

ホットドッグに使用されるフランクフルトは脂質が高く、カロリーを高くしてしまっている大きな原因です。そのフランクフルトを魚肉ソーセージに変えることで、カロリーカットすることができます。

魚肉ソーセージはフランクフルトと比較して、低カロリー・低脂質です。カロリーは30〜50%程度カットでき、タンパク質も豊富です。しかし、糖質は高めなので、糖質制限中の方には向かないでしょう。

ホットドッグのカロリー・糖質まとめ

出典元:pixabay

ホットドッグのカロリー・糖質について、ご紹介しました。

ホットドッグは手軽に食べることができ、お腹にも溜まるので惣菜パンのなかで人気があります。しかし、パンやケチャップ、マスタードなどは高糖質であり、フランクフルトは高脂質・高カロリーです。そのため、ダイエット中にはあまりおすすすめできません。もし、ホットドッグが食べたくなった場合は、お家で自家製ホットドッグを作ることでカロリー・糖質を抑えることが可能になります。外で食べるのは我慢して、お家で美味しくホットドッグを食べましょう!

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