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【管理栄養士監修】チョコレートのカロリーや糖質を徹底調査!ダイエット中のおやつに食べて大丈夫?

【管理栄養士監修】チョコレートのカロリーや糖質を徹底調査!ダイエット中のおやつに食べて大丈夫?

カロリー・糖質が高く太る食べ物として有名なチョコレート。甘い香りや口に広がる濃厚な味にうっとりしてしまいますよね。ダイエットに励んでいるとチョコレートを食べることに罪悪感のある方もいるのではないでしょうか。そこで本記事ではチョコレートのカロリーや糖質をはじめ、栄養素について徹底調査しています。チョコレートを食べながら痩せたい少しでもカロリーが低いチョコレートを知りたい方は必見です!

チョコレートのカロリーや糖質

カロリータンパク質脂質炭水化物糖質
ミルクチョコレート/100g
558 kcal6.9 g34.1 g55.8 g51.9 g
ホワイトチョコレート/100g
588 kcal7.2 g39.5 g50.9 g50.3 g
カバーリングチョコレート/100g
511 kcal7.0 g25.4 g63.4 g60.3 g
アーモンドチョコレート/100g
583 kcal11.4 g40.4 g43.3 g37.2 g
摂取基準 (上段男性、下段女性)
2650 kcal
2000 kcal
60.0 g
50.0 g
73.6 g
54.8 g
364.0 g
271.0 g
344 g
253 g

※1

市販のチョコレートの原材料をみると、先頭にきているのは砂糖です。原材料は多い物から順に記述されているので、チョコレートは砂糖が中心で糖質が高いお菓子と分かります。とくにホワイトチョコレートは乳製品が入っているため高脂質・高糖質で、ダイエット中に食べる際は要注意!

カバーリングチョコレートはチョコレートをコーティングしたクッキー、アーモンドチョコレートはアーモンドをチョコレートで包んだもので、どちらも高カロリー。チョコレートはどれも高カロリー・高糖質・高脂質でタンパク質は少し含んでいることがわかりますね。

【徹底比較】チョコレートのカロリーや糖質がもっとも高いのは?

安くて手に入りやすく、お菓子やパンづくりなど多用されている板チョコレートのカロリー糖質をチェックしていきましょう。明治・森永・ロッテの3社についてそれぞれ記載しています。

【明治】板チョコレートのカロリー・糖質

出典:明治

  • ミルクチョコレート・・・279Kcal・糖質25.9g
  • ブラックチョコレート・・・283Kcal、糖質24.8g
  • ホワイトチョコレート・・・235Kcal、糖質19.7g
  • ハイミルクチョコレート・・・280Kcal、糖質25.0g

※板チョコ一枚(50g)の成分値

明治からは4種類の板チョコが販売されています。ホワイトチョコレートのカロリーが一番低くなっていますが、カカオではなくココアパウダーを使用しているため、カカオの栄養は摂れないことを把握しておきましょう。またブラックチョコレートの方が健康に良いと思っている方が多いですが、カカオの脂質が増えるのでカロリーはミルクチョコレートよりも多いです。

【森永】板チョコレートのカロリー・糖質

出典:森永

  • ミルクチョコレート・・・284Kcal、炭水化物28.5g

森永からは板チョコはミルクチョコレートのみが公式サイトに記述がありました。明治のミルクチョコレートと比べると、糖質とカロリーは高いですね。森永のミルクチョコレートはカカオやココアの割合が高いので、あっさりとしたビターに近い味が楽しめます。甘すぎるミルクチョコレートは少し苦手という方におすすめの板チョコレートです。

【ロッテ】板チョコレートのカロリー・糖質

出典:ロッテ

  • ガーナミルク・・・279Kcal、炭水化物28.0g
  • ガーナブラック・・・287Kcal、炭水化物27.9g
  • ガーナホワイト・・・279Kcal、炭水化物19.2g
  • ガーナローストミルク・・・291Kcal、炭水化物25.9g

お口の恋人ロッテのガーナシリーズ♪ガーナブラックとガーナホワイトは、それぞれカカオや全粉乳の割合が高いので素材の味を楽しめます。しっかりカカオの苦みを味わいたいけど甘さも欲しい方はガーナブラック、ミルクの風味をちゃんと感じたい方はガーナホワイトがおすすめです。

チョコレート菓子もカロリー・糖質は高い

  • クランキー 1枚・・・248Kcal、炭水化物25.8g
  • パイの実 1箱・・・397Kcal、炭水化物43.7g
  • コアラのマーチ 1箱・・・266Kcal、炭水化物31.3g
  • トッポ 1袋・・・193Kcal、炭水化物29.3g
  • たけのこの里 1箱・・・383Kcal、炭水化物38.9g
  • Puccaチョコレート 1箱・・・223Kcal、炭水化物27.0g
  • アポロ 1箱・・・261Kcal、炭水化物26.5g
  • マーブルチョコレート 1本・・・161Kcal、炭水化物21.8g
  • チョコボール(ピーナッツ)1箱・・・160Kcal、炭水化物13.4g
  • ダース(ミルク)1粒・・・21Kcal、炭水化物1.8g
  • 小枝 1小袋・・・32Kcal、炭水化物3.5g

チョコレートを使ったお菓子で人気のある商品のカロリー・糖質を見ると、全体的に高糖質・高カロリーなのがわかりますね。チョコレートなど砂糖が多い食べ物は中毒性があるので、ある程度食べたら辞められる意思を強く持ちましょう。チョコレート菓子のカロリーや糖質を考慮したうえで食べたいときは、ぜひ参考にしてください。

糖質やカロリーが気になる方はこちらの商品をチェックしてみてください!

糖質 90% オフ チョコレート

砂糖などの糖類を使っていないシュガーレスのチョコレート。砂糖不使用なのにチョコらしい甘みで糖質制限やダイエット中の間食やお菓子に人気の糖質カットチョコです。

チョコレートを使った洋菓子のカロリー・糖質もチェック

  • チョコレートケーキ 1ピース・・・438Kcal、糖質34.5g
  • ブラウニー 1個・・・79Kcal、糖質5.7g
  • フォンダンショコラ 1個・・・314Kcal、糖質22.0g
  • チョコレートクッキー 1枚・・・47Kcal、糖質4.9g
  • トリュフ 1個・・・83Kcal、糖質6.3g
  • 生チョコレート 1個・・・54Kcal、糖質2.7g
  • チョコレートパフェ 1人前・・・539Kcal、糖質58.3g

つづいてチョコレートを使った洋菓子についてカロリー・糖質を算出しました。チョコレートを使ったケーキはかなりの高カロリーでダイエット中は控える方がいいでしょう。月に一度のご褒美デイや停滞期を乗り切るためのチートデイ(※)などに食べる際は、カロリー調整の目安にしてください。

※チートデイ・・・順調だった体重の減少がまったく動かなくなった際、高炭水化物の食事をとって代謝アップを狙う方法

チョコレートの栄養

さて、高カロリー・高脂質・高糖質であることがわかったチョコレートですが、ほかにも含まれている栄養素について解説します。カカオを原料とするチョコレートに含まれるうれしいパワーを紹介します!

食物繊維やカカオプロテインが腸内改善をサポート

チョコレートの原料であるカカオには食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維は老廃物の排泄を担う排便を促すのに大切な栄養成分です。また、カカオが含んでいるタンパク質は、整腸作用があるという報告(※2)もあります。チョコレートに配合されているカカオの割合が高いほど食物繊維も含まれていることになるので、ホワイトチョコレートの便通改善効果は薄いでしょう。

.ポリフェノールの抗酸化作用で美容効果も

カカオは抗酸化作用があるポリフェノールが豊富です(※2)。抗酸化作用による効果としてアンチエイジングや代謝向上などがあり、健康的な生活を望む方たちも注目している成分になります。カカオのポリフェノールによる効果についても、砂糖たっぷりの甘いチョコレートではあまり影響は期待できません。栄養成分を参考に、カカオポリフェノールの量が多いチョコレートを選ぶことをおすすめします。

ビタミン・ミネラルがたっぷりで代謝を促進

カカオにはビタミン・ミネラルもたくさん(※1)入っています。南国の食物は栄養価が高く、生命エネルギーに溢れています。ビタミンやミネラルは身体の調子を整えるために欠かせない栄養素です。ご飯をしっかり食べる方や野菜不足の方はとくに積極的に摂りたいところ。かといって、チョコレートのビタミン・ミネラルだけを集中的に摂るのではなく、いろいろな食材からまんべんなく摂ることを意識してください。

ダイエット中にチョコレートを食べる際のポイント

カカオの栄養が摂れるチョコレートをダイエットに活用したい!ダイエット中の息抜きにチョコレートを食べたい!そんなときに押さえたい食べるときのポイントを紹介します。

チョコレートは高カカオ配合のものをチョイス

出典:明治

先述していますが、カカオにはダイエットや健康をサポートする栄養素が含まれています。もしチョコレートにダイエットや健康効果を求めるのであれば、できる限りカカオの配合割合が高いチョコレートを食べましょう。明治やロッテではカカオ高配合のチョコレートがいくつか販売しています。カカオが多いほど苦みがあるので、ストレスを感じずに美味しく食べられるチョコレートを見つけてください。

食べる量は摂取エネルギーを考慮して

減量を目的とした食事制限をおこなっている際は、総エネルギーを考慮したうえで食べる量を計算してみましょう。例えば、毎日1400Kcalに調整しているのであれば、3食の食事で各450Kcalほどに抑えて間食は50Kcalとします。これは板のミルクチョコレート5分の1枚分ほどです。たくさんは食べられませんが、カロリーの調整さえすればダイエット中も罪悪感なく食べることができます。

糖質制限中に甘いチョコレートが食べたい!糖質オフ・ゼロのチョコレートを紹介

出典:ロッテ

ダイエットや健康も気になるけど、やっぱりチョコレートは甘くないと嫌!でも糖質制限中で糖質量が気になるという方には、糖質オフや糖質ゼロのチョコレートがおすすめ♪ロッテや明治から販売されているチョコレートを2つ紹介しますね。

糖質オフ・ゼロのチョコレート:ロッテ/ZERO

ロッテの砂糖・糖類ゼロのチョコレートは糖質が気になる方は要チェック。砂糖などの単糖類は身体に吸収されやすいため、糖質制限中やダイエット中は避けたいですよね。その点ロッテのZEROは糖類がないので血糖値の急上昇も通常のチョコレートよりは緩やかになっています。ただし、糖質がゼロなわけではないので注意してくださいね。

購入はこちらからどうぞ!

ロッテ ゼロ

砂糖や乳糖などの糖類をまったく含んでいないにもかかわらず、チョコレート本来のまろやかな口どけを味わえる、独自技術のチョコレートです。カラダの健康を気づかう人たちもストレスを感じることなく、チョコレートが提供するワクワク感や喜びを味わうことができます。

ロッテ ゼロ ビター 

砂糖ゼロ、糖類ゼロのゼロからほろ苦い味わいのビター新登場。
健康機能を求める女性に向けたゼロの新提案です! 砂糖や乳糖などの糖類をまったく含んでいないにもかかわらず、チョコレート本来のまろやかな口どけを味わえます。

糖質オフ・ゼロのチョコレート:明治/おいしいOff 砂糖ゼロ

砂糖の使用ゼロの明治のおいしいOffチョコレートも糖質制限中の間食に適しています。一袋で187Kcalあるので、二日にわけて間食として食べるといいでしょう。食物繊維3.8gも摂れるので便通が気になる方にもぜひ試してほしいチョコレートです。ダイエット中に甘いものを間食する際は食べる量をあらかじめ決めてお皿に盛り、温かいお茶と一緒に飲むなどして食べ過ぎを控えてくださいね。

チョコレートのカロリーや糖質についてのまとめ

チョコレートのカロリーや糖質について紹介しました。高カロリー・高糖質・高脂質のチョコレートには、健康効果の高いカカオの魅力も詰まっているとわかりましたね。できる限り高カカオ配合のチョコレートを食べることでダイエットに活用しましょう。きれいに無理なく痩せたい方はぜひお試しください!

参考文献一覧

※1:文部科学省「エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)」

※2:株式会社明治「みんなの健康チョコライフ」

 

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